
こんにちは、東大夫婦です。
私達は「経済的に自立し早期リタイアすること=FIRE」を目指しています!
リタイアの定義は様々ありますが理想は全く労働せず生きていける完全リタイアです。
2020年からFIREを目指し始め、現在まで具体的な目標も設定して行動してきました。
しかし、ここ最近になってリアルにリタイアを想像した結果、「豊かなFIRE生活には経済的により余裕を持った状態が必要だ」と考え目標を見直しました。
今回は、これまでのFIRE目標の変遷を簡単に追いながら2022年現在の目標を紹介します!

FIREを目指す方や投資・家計改善をする方の参考になれば嬉しいです(^^)
目次
■まとめ
FIRE目標の変遷
FIREを目指し始めてから、大きく分けて3段階の目標の変遷がありました。
過去の目標も簡単に追いつつ、私たちが長い間かけてたどり着いた現在の目標をご紹介します。
※現在の目標のみを知りたい方はコチラにスキップください。
第一段階:ざっくり1億円

FIREを意識し始めた頃は、自分達の生活費も把握しておらず4%ルール*なんてものも理解していませんでした。
そのため「きり良く1億円くらいあれば大丈夫だろう」という何となくの数値目標を掲げていました。
今考えると、なんて根拠もない目標設定だったんだろう…と恥ずかしくなります;^^
※4%ルール:支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費を賄えるという考え方

当時はマネリテなんてほぼ無かったけど、FIREを目指す意気込みだけは高かったよ^^
第二段階:不動産収入48万円/月以上

FIREに向けて少しずつ勉強していく中で、「労働に頼らない収入源があれば大金を貯めなくてもリタイアできのでは」と考えました。
様々な収入源を検討する中で、不動産投資は会社員という立場と相性が良く、かつ短期間でのFIRE達成も見据えられることを知り不動産投資を始めました。
目標とする不動産収入額を考える上で下記表を作成しました。
生活費を補える最低限の収入では無く少し余裕のある収入を目指すことし、④の不動産収入48万円を目標とすることにしました。
※月の支出には、ある程度の収入があると想定した場合の税金・保険料も含んでいます。

※ゆとり費:必須では無いが豊かな生活のために必要な費用(外食費や旅費など)

この目標を考えるために、家計簿でしっかり支出管理をするようになったよね!
うんうん。
どんなFIRE後の生活をしたいかを真剣に考えるきっかけにもなったし本当に有意義だった!

この設定の過程はコチラの記事で詳しく説明しています。
不動産投資で特に勉強になった書籍も貼っておくので興味がある方は是非↓
第三段階(現在):生活防衛費1,000万円+有価証券3,000万円

目標とする不動産収入に少しずつ近づいてきて、2022年頭にはリアルに数年以内のリタイアを想像できるようになっていました。
しかし、すると急に不安になってきました。
「不動産投資が上手く行かなくなったらどうしよう…」
「病気やインフレなどの要素で支出が増えたらどうしよう…」
「不安を抱いたままリタイアしたら、心から豊かなリタイア生活ができないのでは…」
そんな不安がきっかけとなり夫婦で話し合いをした結果、不動産収入だけでなく生活防衛費の現金1,000万円と有価証券(主に株・投資信託)3,000万円を目標に加えました。
下記でこれら金額の設定根拠を説明します。
〇生活防衛費1,000万円
1,000万円は「収入が途絶えても約2年間生活できる額」として算出しました。
毎月の支出38万円×12か月=年間支出456万円という計算をしています。
それを2年間分にすると912万円となるのできり良く1,000万円としました。
ただ、この支出はある程度の収入がありそれに応じた税金・保険料等を支払う前提なので、実際に収入が途絶えた場合はもう少し支出は抑えられるかと思っています。

ただ、病気や環境の変化など意図せず支出が増える場合もあるので、余裕があるに越したことは無いですよね!
○有価証券3,000万円
3,000万円は「4%ルールで毎月10万円の取崩しができる額」として算出しました。
10万円×12か月で年間120万円、120万円×25倍で3,000万円です。
基本的にリタイア後は不動産収入をメインとする予定ですが、やはり1つの収入源に頼るのは不安があります。
何故10万円なのかという明確な理由は無いのですが、精神的安定を感じられると考えた毎月10万円の収入(資産取り崩し)を目標に据えました。
有価証券は主に投資信託、ETF、米国株を想定しています。

今の支出から考えると10万円あれば家賃と光熱費は補えるね!
FIREを目指す方の中には、支出全てを4%ルールに則って賄える試算額を目標とする方も多いと思います。
私達は不動産収入をメインとしているので、一部を4%ルールで賄うことを目標としたいです!
いつFIREが可能なのか
上述のように、現在の目標は以前設定したものよりも高くなりましたが、実際いつ頃実現が可能なのでしょうか。
現状の収入・支出で今後も推移した場合、2024年末頃に目標に到達できる見込みです。
ただ、不動産収入は物件によって利回りも違いますし株の動向も読めません。
また、そもそも2人共同じ給与水準で働き続けられる保証も全くありません。
そのため現時点では厳格な目標期日は設定していません。

臨機応変に、自分たちの戦略も目標自体も見直していきたいです!
また、目標を見直したことにより元々2023年前半と考えていたFIREは先延ばしになりましたが、だからと言って”豊かに生きること”を先延ばしにするつもりはありません。
完全リタイアの前に、働く頻度を落とすセミリタイアにシフトする、夢である離島移住を働きながら叶える、など様々な選択肢を視野に入れて考えていきたいです。
まとめ
今回は私達の現在のFIRE目標と、これまでの変遷を紹介しました。
FIRE目標の変遷
- 第一段階:ざっくり1億円
- 第二段階:不動産収入毎月48万円
- 第三段階(現在):生活防衛資金1,000万円+有価証券3,000万円 ※不動産収入にプラス
私達の目標は、自分達の状況・性格など様々な要素を踏まえて設定したものですが、皆様の目標を考える際に少しでも参考になれば幸いです。
これからも、目標とするFIREに向けて夫婦仲良く頑張って行きたいと思います!

最後までお付き合いくださりありがとうございました!
↓関連記事はコチラ↓
・不動産投資で目指すFIREの数値目標
・FIREという目標を夫婦で合わせるためのバトルと転機
※この記事を書いた人:妻